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本人&両親 顔合わせの服装マナー|立場・会場・季節別に失敗しない選び方

2025.10.1

結婚が決まり、いよいよ両家の顔合わせ。 お互いの家族が初めて会う大切な日だからこそ、「服装で失敗したくない」「相手の家族に失礼だと思われたくない」と不安に感じていませんか?

両家の顔合わせは、今後の良好な関係を築くための第一歩です。服装は、その場の雰囲気や相手への敬意を示す重要な要素。 しかし、どんな服装が正解なのか、特に初めての経験では分からないことだらけですよね。

この記事では両家の顔合わせにおける服装の基本マナーから、立場別・場所別・季節別の具体的な服装例、避けるべきNGな服装まで、徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなた自身はもちろん、ご両親の服装選びの不安も解消され、自信を持って顔合わせ当日を迎えられるようになります。

目次

1. 両家の顔合わせ服装の基本マナー

 1-1. 服装の「格」を合わせることが最重要

 1-2. 両家で事前に服装の方向性を相談

 1-3. 服装は女性側を基準に合わせる

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1. 両家の顔合わせ服装の基本マナー

両家の顔合わせを成功させるために、まず押さえておきたい服装の基本マナーが3つあります。 この基本さえ理解しておけば、大きな失敗をすることはありません。

| 1-1. 服装の「格」を合わせることが最重要

両家の顔合わせで最も大切なマナーは、両家の服装の「格」を合わせることです。
「格」とは、服装のフォーマル度のこと。例えば、片方の家はフォーマルなスーツと訪問着なのに、もう片方の家はカジュアルなジャケットとワンピースだった場合、どう感じるでしょうか?

カジュアルな服装の側は気まずい思いをし、フォーマルな服装の側は「軽んじられているのでは?」と感じてしまうかもしれません。両家が心地よく過ごし、和やかな雰囲気を作るためにも、服装の格を揃えることが不可欠です。

| 1-2. 両家で事前に服装の方向性を相談

服装の格を合わせるために、必ず両家で事前に服装の方向性をすり合わせておきましょう。
このすり合わせは、結婚する二人が中心となって行います。お互いの親に「当日はどんな服装にする?」と直接聞いてもらうのがスムーズです。

以下の点を事前に話し合っておくと安心です。

  • フォーマル度
  • 「フォーマルな雰囲気で」「少しカジュアルな感じで」など、大まかな方向性を決めます。
  • 具体的な服装
  • 「父親はダークスーツ、母親はきれいめのワンピースにしようと思う」といったように、具体的な服装を伝え合うとイメージが湧きやすくなります。
  • 和装か洋装か
  • 母親が和装を希望する場合は、格が高くなる傾向があるため、もう一方の母親や他の家族とのバランスを特に意識する必要があります。

両家の意向を事前に確認し、認識を合わせておくことが、顔合わせ成功の鍵です。

| 1-3. 服装は女性側を基準に合わせる

伝統的には、顔合わせの服装は嫁ぐ側である女性(花嫁)側の服装に、男性(花婿)側が合わせるのがマナーとされています。

とはいえ、現代ではそこまで厳格に考える必要はありません。あくまで一つの考え方として参考にし、両家で話し合って決めるのが最も良い方法です。 もし迷った場合は、女性側の意向を尊重するとスムーズに進みやすいでしょう。

2. 【立場別】顔合わせの服装完全ガイド

ここからは、立場別に具体的な服装のポイントを解説します。自分だけでなく、両親や兄弟姉妹の服装もチェックしておきましょう。

| 2-1. 本人(女性)の服装はワンピースが基本

主役である女性の服装は、上品なワンピースが最もおすすめです。座っている時間が長い食事会でも楽に過ごせ、清楚な印象を与えられます。

  • ピンク、ベージュ、水色、ネイビーなど、明るく清潔感のある色が好印象です。お祝いの席なので、黒一色は避けた方が無難でしょう。
  • デザイン
  • シンプルで上品なデザインを選びましょう。座ったときにも膝が隠れるミモレ丈(ふくらはぎ丈)が最適です。
  • 素材
  • 季節に合った素材を選びつつ、シルクやレース、ツイードなど、少し高級感のある素材を選ぶとフォーマルな場にふさわしくなります。
  • 季節を問わず、袖のあるデザインが基本です。ノースリーブの場合は、必ずジャケットやカーディガン、ショールなどを羽織りましょう。

| 2-2. 本人(男性)の服装はスーツが基本

男性の服装は、スーツが基本です。誠実で頼りがいのある印象を与えることができます。

  • スーツ
  • ブラックスーツか、チャコールグレーやネイビーのダークスーツを選びましょう。リクルートスーツは避け、質の良いものを選ぶと大人らしい印象になります。
  • シャツ
  • 白無地のワイシャツが最もフォーマルで清潔感があります。薄いブルーやストライプ柄も派手でなければOKです。必ずアイロンをかけてシワのない状態にしておきましょう。
  • ネクタイ
  • お祝いの席にふさわしい、明るい色や柄を選びましょう。シルバーグレーやパステルカラー、ストライプ柄などがおすすめです。黒やアニマル柄は避けましょう。
  • 靴下・靴
  • 靴下はスーツの色に合わせたダークカラーを選びます。靴は、きれいに磨かれた革靴が必須です。

| 2-3. 母親の服装は洋装または和装

母親の服装は、洋装か和装かを選べます。大切なのは、両家の母親で格を合わせることです。事前にどちらにするか、どんな雰囲気の服装にするか話し合っておきましょう。

洋装の場合

上品なワンピースやスーツ、セットアップが一般的です。

  • ワンピース
  • 本人(女性)と同様に、上品なデザインと色を選びます。ネイビーやベージュ、グレーなどが落ち着いていて人気です。
  • セレモニースーツ・セットアップ
  • 入学式や卒業式で着るようなセレモニースーツは、顔合わせの場にもぴったりです。ツイード素材や、ジャケットとスカート(またはパンツ)のセットアップがおすすめです。

和装の場合

和装は場が華やかになり、格式高い印象を与えます。

  • 訪問着・付け下げ・色無地
  • 未婚・既婚を問わず着られる訪問着が最も一般的です。柄が控えめな付け下げや、紋が一つ入った色無地も顔合わせに適しています。
  • 注意点
  • 和装は洋装よりも格が高くなります。片方の母親だけが和装だと格がちぐはぐになりやすいため、両家の母親で和装にするか洋装にするか、事前に必ず相談してください。

| 2-4. 父親の服装はブラックスーツかダークスーツ

父親の服装は、ブラックスーツ(礼服)またはダークスーツが基本です。母親の服装と格を合わせることを意識しましょう。

  • スーツ
  • 母親がフォーマルな服装(和装やフォーマルスーツ)の場合は、父親も格を合わせてブラックスーツを着用するのが一般的です。 母親がセミフォーマルなワンピースなどの場合は、父親はネイビーやチャコールグレーのダークスーツでも問題ありません。
  • シャツ・ネクタイ
  • シャツは白無地が基本。ネクタイはシルバーグレーや淡い色の無地・小紋ネクタイなど、慶事用のものを選びましょう。

| 2-5. 兄弟姉妹の服装は主役より控えめに

兄弟姉妹が参加する場合の服装は、主役である二人よりも控えめにすることがマナーです。

  • 男性(兄弟)
  • 主役の男性よりは少しカジュアルダウンした、ダーク系のスーツやジャケットにスラックスといったスタイルが良いでしょう。
  • 女性(姉妹)
  • 主役の女性より目立たない、きれいめのワンピースやセットアップがおすすめです。派手な色やデザインは避け、上品さを心がけましょう。

3. 【場所・雰囲気別】服装の選び方

顔合わせの会場によっても、ふさわしい服装は変わります。TPOに合わせた服装選びを心がけましょう。

| 3-1. ホテル・料亭はフォーマルな服装

格式の高いホテルや料亭で顔合わせを行う場合は、服装もフォーマルなものを選びましょう

  • 女性
  • 上品なフォーマルワンピースにジャケットを合わせるスタイルが基本です。
  • 男性
  • ブラックスーツまたはダークスーツを着用します。
  • 両親
  • 父親はブラックスーツ、母親はセレモニースーツや訪問着などの格式高い装いがふさわしいです。

| 3-2. レストランはセミフォーマルな服装

個室のあるレストランなどで行う場合は、ホテルや料亭よりも少しだけリラックスしたセミフォーマルな服装が適しています。

  • 女性
  • きれいめのワンピースや、ブラウスにスカートを合わせたスタイルが良いでしょう。
  • 男性
  • ダークスーツが基本ですが、少し明るめのネイビーやグレーのスーツでも問題ありません。
  • 両親
  • 父親はダークスーツ、母親は上品なワンピースやセットアップなどがおすすめです。

| 3-3. 「平服で」と言われた場合の服装

相手の家族から「当日は平服でお越しください」と言われることがあります。しかし、この「平服」は「普段着」や「カジュアルな服装」という意味ではないので注意が必要です。

ここでの「平服」とは、「正礼装や準礼装ほどかしこまらなくて良いですよ」という意味の、社交辞令です。これを真に受けてTシャツやデニムで行ってしまうと、非常識だと思われかねません。

「平服で」と言われた場合は、セミフォーマルな服装(スマートカジュアル)を意識しましょう。

  • 女性
  • きれいめのワンピースや、ブラウスとスカートの組み合わせが安心です。
  • 男性
  • スーツ、またはジャケットにスラックスを合わせたジャケパンスタイルが適切です。ノーネクタイでも良いか、事前に確認しておくとより安心です。

4. 【春夏秋冬】季節別の服装ポイント

季節感を取り入れた服装は、おしゃれで洗練された印象を与えます。季節ごとのポイントを押さえておきましょう。

| 4-1. 春・秋はジャケットや羽織物で調整

春や秋は過ごしやすい季節ですが、朝晩の寒暖差があります。ジャケットやカーディガン、ストールなど、体温調整ができる羽織物を用意しておくと便利です。 春はパステルカラー、秋はボルドーやマスタードなど、季節感のある色を取り入れるのも素敵です。

| 4-2. 夏は涼しげな素材と露出度合いに注意

夏は見た目にも涼しげな服装を心がけたいですが、露出のしすぎには注意が必要です。

  • 素材
  • リネンやコットン、シフォンなど、通気性の良い素材を選びましょう。
  • 露出
  • ノースリーブの場合は必ずカーディガンなどを羽織り、肩の露出は避けます。スカート丈も短すぎないように注意しましょう。
  • 冷房対策
  • 会場は冷房が効いていることが多いので、薄手の羽織物は必須アイテムです。

| 4-3. 冬は防寒対策と会場での服装を考慮

冬は防寒が気になりますが、会場内での服装も考えておく必要があります。

  • コート
  • 会場に入る前にクロークに預けるため、上質なウールコートなど、きちんと感のあるアウターを選びましょう。ダウンジャケットはカジュアルな印象が強いため避けた方が無難です。
  • 会場での服装
  • 会場内は暖房が効いているため、厚手のセーターなどは避け、ジャケットやワンピースなど、室内で快適に過ごせる服装を選びましょう。
  • タイツ
  • 女性がスカートを履く場合、肌色のストッキングが基本です。黒いタイツはカジュアルな印象やお悔やみの席を連想させるため、避けるのがマナーとされています。

5. これはNG!避けるべき服装の具体例

お祝いの席で失敗しないために、避けるべき服装の具体例を知っておきましょう。

| 5-1. 女性のNG服装露出の高い服や普段着

  • 露出の高い服
  • 胸元が大きく開いたデザイン、肩が出るオフショルダー、短すぎるスカートなどは品位に欠けるためNGです。
  • カジュアルすぎる服
  • Tシャツ、デニム、パーカー、スニーカーなどは避けましょう。
  • 派手な色柄・素材
  • 全身真っ黒のコーディネート(お悔やみを連想させる)、ヒョウ柄などのアニマル柄(殺生を連想させる)、毛皮のファーなども避けるのがマナーです。

| 5-2. 男性のNG服装カジュアルすぎる服装

  • カジュアルなアイテム
  • Tシャツ、ポロシャツ、ジーンズ、スニーカー、サンダルはNGです。
  • 派手なスーツやシャツ
  • 光沢が強すぎるスーツや、派手な柄のシャツは避けましょう。
  • 清潔感のない服装
  • シワだらけのシャツやスーツ、汚れた靴は絶対に避けましょう。清潔感が何よりも大切です。

| 5-3. 両親のNG服装派手な色柄や普段着

  • 主役より目立つ服装
  • 主役である二人よりも派手な色やデザインの服装は避け、あくまで引き立て役に徹しましょう。
  • 普段着すぎる服装
  • ジャージやスウェット、サンダルなど、あまりにもラフな格好は相手に失礼です。

6. 顔合わせの服装に関するQ&A

服装選びで迷いがちな、細かい疑問にお答えします。

| 6-1. Q.バッグや靴、アクセサリーは?

A. 上品でフォーマル感のあるものを選びましょう。

  • バッグ
  • 小ぶりで上品なハンドバッグやクラッチバッグがおすすめです。大きなトートバッグやブランドロゴが目立つものは避けましょう。
  • 女性はつま先とかかとが隠れる5cm前後のヒールのパンプスが基本です。サンダルやミュール、ブーツはNGです。男性は紐付きの革靴をきれいに磨いておきましょう。
  • アクセサリー
  • 一粒パールや小ぶりなダイヤモンドのネックレスなど、シンプルで上品なものが好印象です。じゃらじゃらと音が鳴るものや、大ぶりで派手なものは避けましょう。

| 6-2. Q.髪型やメイクの注意点は?

A. 清潔感を第一に、ナチュラルで上品な仕上がりを心がけましょう。

  • 髪型
  • きちんと手入れされていることが大切です。ロングヘアの方はハーフアップやシニヨンなど、すっきりとまとめると食事の邪魔にもならず好印象です。明るすぎる髪色は、事前に落ち着いた色に染め直しておくと安心です。
  • メイク
  • ナチュラルメイクが基本です。派手な色のアイシャドウや濃すぎるリップ、つけまつげなどは避け、健康的で明るい印象になるように仕上げましょう。

7. 服装と合わせて確認!当日の流れ

完璧な服装を準備しても、当日の振る舞いが伴わなければ台無しです。服装と合わせて、当日の大まかな流れとマナーも確認しておきましょう。

| 7-1. 始まりの挨拶と両家の紹介

  1. 待ち合わせ・入室
  2. 約束の5〜10分前には到着するようにします。両家が揃ったら入室します。
  3. 始まりの挨拶
  4. 一般的に男性本人、または男性の父親が進行役となり、始まりの挨拶をします。
  5. 家族紹介
  6. まず男性側から、自分の両親を紹介します。次に女性側が同じように紹介します。

| 7-2. 食事・歓談中のマナー

  • 乾杯
  • 食事が始まる前に、男性の父親(または男性本人)が音頭をとって乾杯します。
  • 食事と会話
  • 食事のマナーを守り、和やかな雰囲気で会話を楽しみましょう。お互いの子供の頃の話や趣味の話など、ポジティブで楽しい話題を準備しておくと会話が弾みます。結婚式の話や、政治・宗教の話など、意見が分かれる可能性のある話題は避けましょう。

| 7-3. 結びの挨拶と今後の流れの確認

  1. 結びの挨拶
  2. 食事が終わる頃合いを見て、男性本人と女性本人が二人揃ってお礼の言葉を述べ、会を締めます。最後に男性の父親が締めの挨拶をすることもあります。
  3. 支払い
  4. 支払いはスマートに済ませましょう。事前に誰が支払うかを二人で決めておくのがマナーです。両家で折半するか、二人が招待するという形をとるのが一般的です。
  5. 解散
  6. 名残惜しいですが、長居はせずに解散します。後日、両家からお互いに電話などで改めてお礼を伝えると、より丁寧な印象になります。

8. まとめ

両家の顔合わせは、二つの家族が一つになるための大切なセレモニーです。服装はその人の印象を大きく左右し、相手への敬意を示すための重要なコミュニケーションツールです。

最後に、顔合わせの服装で失敗しないための最も重要なポイントを振り返りましょう。

  • 最重要マナーは、両家の服装の「格」を合わせること
  • そのために、結婚する二人が中心となって事前に服装の方向性を相談する
  • 服装は立場(本人・両親)と場所(ホテル・レストランなど)に合わせて選ぶ
  • 「平服で」は普段着ではない!きれいめな服装を心がける
  • 露出やカジュアルすぎるアイテム、清潔感のない服装は避ける

この記事を参考に、自信を持って服装を選び、両家の絆が深まる素晴らしい一日にしてくださいね。心から応援しています。

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