PIC UPトレンド

久々のタイドアップ、タブカラーで
違う自分に。

2017.10.23

クールビズの季節も終わり、秋のタイドアップスタイルに向けてスーツやネクタイを新調された方も多いと思います。もちろん今も何を揃えようかとお悩みの方も・・・
夏の軽装スタイリングは着こなしに悩む事もなく、ストレスフリーである事に間違いありませんが、気分を新たに秋の装いについてあれこれ悩むのも楽しいものです。
そこで今回は、普段と違う自分を演出するシャツのデザインを御紹介したいと思います。

image

タブカラー(Tab Collar)

聞きなれない言葉だと思いますが、衿のデザインの名称です。写真の様に、衿の中間部分に左右から共地の持ち出し(タブ)が縫い付けられ、タイを結んだ後に、それを裏側で留める事でタイがグッと上に持ち上がるという仕掛けのデザインです。少し面倒な作業かもしれませんが、この締め上がり感がタイドアップスタイルを数段格上げし、欧米のジェントルマン風の独特なVゾーンを創り出します。

image

実はこのタブカラー、新しいデザインなどではなく1950年代のイギリス、アメリカを中心に流行した衿型で、古いアメリカのシネマ等には頻繁に登場するので、ご存知の方もいるかもしれません。
十数年前にイタリアのGUCCIがコレクションでこのタブカラーをスーツスタイリングにフ注目した事で、当時ファッション業界でも大きな話題となりました。
また近年、世界最大のメンズファッションの祭典であるイタリアのピッティウオモ展でも、世界のファッショニスタ達がこぞってこの古くて新しいタブカラーやピンポール、ラウンドカラー(別名:クラブカラー)を好んで身につけるようになった事も最注目されている大きな要因です。

持ち出しは釦で留める以外にホック式もあります。

image

ポイントはタイの結び目の大きさ。

着こなしに関して一つ注意したいのは、タイの結び目の大きさです。
芯地の厚いネクタイだと、野暮ったくなる事はもちろん、タブの持ち出しが届かない事があるので、できれば薄めの芯地、又は結び目が小さくなるタイプのタイをおススメします。
ボトルシェイプ型と呼ばれる、先端は通常のタイ幅でも、ネック部分だけが少しシェイプされたタイを選べば最適です。

タブカラーは本来ならスーツに合わせるのがベストですが、最近はジャケットスタイルに採り入れたり、あえてカジュアルなスタイリングに合わせて着用する方も見受けられます。
堅苦しいルールに縛られずにコーディネイトするのが現代的とも言えるでしょう。

当社が手掛けるオーダーシャツにも、しっかりタブカラーやラウンドカラーはラインナップされているので、クールビズのボタンダウンに少し飽きてしまった方や、気分を一新したい方等‥是非一度トライして見てください。

おそらく、まわりの反応が違ってくるはずです・・・

●クラシックなスーツをベースに柄物シャツ×柄タイを組み合わせれば存在感のある着こなしに。